グローバル旅日記

ドイツ料理 野田シェフと行く

南ドイツとチロル地方 2 

大自然と美しい町々を訪ねて 10日間

出発日:2004年8月17日〜帰国日:2004年8月26日

ツアーコンダクター:柴 崎  聡

メアースブルク(ボーデン湖畔)州立ワイン醸造所前にて

参加者のお名前(写真左から)

天野 登様   栗延 康子様  山内百合子様  大野藤一郎様 栗延武臣様(最後列)大野 良子様  野田シェフ  野田 寿子様(前列)北田 和紀様 原田清子様(前列) 

大久保康子様  大久保太郎様(後列)  北田 久子様  松本昌子様

8月17日(火)                

 成田第2ターミナルに8時10分に集合。ラウンジで皆様にご挨拶後、スイスインターナショナルエアラインズ169便に乗り、スイスに向けて出発。16時過ぎにチューリッヒに到着し、18時に駅前のホテル「ザンクト・ゴッタルド」にチェックイン。ご希望の方々とチューリッヒ湖まで散策しましたが、途中夕立に遭い、レストランで夕食をとりました。

8月18日(水) チューリッヒ       

9:00 ケイコさんのガイドで、イヤホンガイドを利用し、徒歩にてチューリッヒの街ち歩き観光を開始しました。中央駅で電車のグループチケットを購入し、路面電車をザイルバーンの駅まで乗りました。乗り換えて山の上のチューリッヒ工科大学に行きました。ここはアインシュタイン博士も学んだ場所で、チューリッヒの街が一望できました。

路面電車でチューリッヒ湖に向かう途中、野田シェフの修行したレストラン「モーベンピック」が左手に見えました。シェフが修行当時ランニングをして通ったという路を路面電車で走りました。チューリッヒ湖畔で写真を撮り、川沿いに散策をしました。聖母教会でみたシャガールのステンドグラスはとても美しいものでした。

歩いてバンホーフ通りに出て、ランチのレストランKropfでガイドのケイコさんとお別れしました。

昼食のメニュー        レストラン Kropf

Menu

Tomato salad with onions

トマトサラダ オニオン風味

Eisbain with sauerkraut and boiled potatoes

アイスバイン ザワークラウト ボイルポテト添え

Caramelköpfli

プディング

Kaffee

コーヒー

食後は自由行動。コンスタンツに行った方やラインの滝を観に出かけた方、市内を散策した方などそれぞれ午後の時間をお過ごしいただきました。

夕方630分にホテルで集合し、チーズホンデューの専門店「レザール」に行きました。

チーズ以外にオイルホンデューやホンデュー・シノワ(しゃぶしゃぶ)などを皆さんで召し上がりました。

帰りは街を散歩しながらゆっくりと歩いてホテルに戻りました。

 シヤガールのステンドグラス       ホテル前の駅から街歩きに出発

 

路面電車の中               チューリッヒ大学の丘で

8月19日(木)

9時にホテルを出発し、バスでフリュムゼーべルクに向かいました。チューリッヒ湖を見下ろしながらアウトバーンを走り11時前に村に到着、しばらく写真撮影などをして尾根づたいにチーズ工房「Sennaestube」に向かいました。お天気が良く山々が美しく空気も美味しく感じました。チーズ工房でチーズの生成行程についての説明を聞き、テラスでランチ。チーズだけでなく高原野菜のサラダもとても美味しかったですね。

Schweiz Frümseeberg チーズ工房 Senneastube

 

この工房は海抜2000メートルほどの山の頂上付近、周りは稜線を従えた壁面を持つ魅惑的な山々と、緑に囲まれた草原のコントラストが、まさにサウンド・オブ・ミュージックの舞台そのもの。ジュリー・アンドリュースが両手を広げてわれわれに向かって歌ってくるのではないかとさえ思わせるほどです。

工房の経営者は、われわれ日本人を心から歓迎してくれました。「こんなに多くの日本人がたずねて来てくれたのは初めてです。一週間前には雪が降り、今年の夏はすごく寒い」と言っていました。運良く当日は清々しく気持ちいいほどの天気に恵まれました。

工房の前の草原には100頭の牛が放し飼いされ、それらの牛から朝5時と夕方の4時の2回にわたりお乳を搾って毎日2000リットルのミルクを採取します。

チーズの造り方

絞られたミルクはタンクに保管され、翌日からチーズ造りが始まります。

二日目 ミルクにバクテリアを入れ発酵させ、その後円筒形のプラスティック容器に移しかえられ、プレス機により12時間50キロの重さで圧力がかけられます。この段階で液体と固体に分けられ、絞られた液体は飼育する豚の栄養源として豚に飲ませるために使います。

三日目 プレスされ固体化されたものは12時間、塩分10%の塩水に漬けられます。

四日目 塩水から取り出したチーズは15度に設定された保管部屋で、2週間以上3ヶ月以内寝かせられます。その間毎日一台づつ殺菌のため塩水で洗います。

   

    チーズ造りが始まってから20日以上をかけ、ハードタイプのチーズ(この工房ではグルイエールチーズ)が出来上がります。

    「何の添加物も入ってないこのチーズは常温でも2週間は持ち、若草の香りのするいいチーズに仕上がります」と言っていました。出来たてのチーズは、工房で食べるのが一番かも知れません。

工房の横にはレストランが常設されそのチーズや自家製のソーセージなどを食べさせてくれます。

お昼のメニュー   チーズ工房のレストランSenneastube

Menu

Gemischter Salat

ミックスサラダ

Bauernbratwurst

自家製ローストソーセージ マカロニ添え

Kaffee

コーヒー

古いチーズ工房も見学した後、バスでリヒテンシュタインへ。3時に到着して1時間、市内を散策しました。丘の上にお城があるとても小さな国です。入国スタンプが収入源なのでしょうか・・・・?

夕方バスでリンダウに向かいましたが国境を越えてから渋滞し、途中で「エンコ」した車の移動をお手伝いなどもありホテルに着いたのは640分。730分に集合してタクシーでリンダウ島のホテル「Reutemann」に向かいました。

夕食のメニュー Lindau島のレストラン Hotel Bayerischer Hof

エグリフィッシュ

 

Menu

Melonenschiffchen mit Italienischen Coppa

メロンとイタリアの生ハム

Filet vom Egli mit Lachsfarce gefüllt TomaenragoutPesto-Gnocchi

エグリー(この地域にいる魚)にサーモンのムースを詰めたもの

トマトの煮込みとニョッキのグリーンソース

Tartufo-eine Italienische Eisspezialität

イタリア風スペシャルアイスクリーム

Kaffee

コーヒー

レストランの中でドイツ人グループが歌を歌っていましたが、野田シェフがいつのまにかそのグループに混ざり歌っていました。

8月20日(金)

9時にホテルを出発し、バスでメアースブルクの町へ向かいました。40分ほどで到着したボーデン湖畔の小さな町の丘の上にワイン醸造所がありました。散策後「州立ワイン醸造所」の工場やワイン貯蔵後などを見学した後、ワインテイスティングを始めました。

湖を見下ろす明るい部屋で6種類のワインを試飲しました。

STAATSWEINGUT MEERSBURG

1.2003年 Secco  パールワイン 白 辛口

2.2003年 Gutswein ミューラートルガウ 辛口

3.2003年 Meersburger Jungfernsteig  ヴァイスブルグンダー 辛口

4.2003年 Aquarelletikett “Bodensee”  シュペートブルグンダー ロゼ

5.2003年 Gailinger Ritterhalde シュペートブルグンダー 赤 辛口

6.2002年 Meersburger Bengel シュペートブルグンダー 赤 辛口

畑の違いや葡萄品種などの説明を受けながら楽しく試飲しました。

コルク臭を言い当てた野田シェフには醸造所のシェファーさんも脱帽してワインを交換しましたね。

 

ドイツ唯一湖の見えるワインケラー    説明をしてくれたマリオン・シェファーさん

ランチはお隣のレストランで湖を見下ろしながらテラスで楽しみました。

お昼のメニュー  メアースブルクワイン醸造所Stadts Weingut Meersburg

 

Menu

Verschiedene Blattsalate mit gebratenen Scampi

サラダの盛り合わせ 手長えびのソテー添え

または

Steak vom Rind mit Krauterbutter und sommerlichem Salat

ビーフステーキ 香草風味バター風味 夏のサラダ添え

Kaffee

コーヒー

 

メアースブルクの港            ワインテイスティング

食後に雨が降り出してしまったのでバスで港に向かいました。

1時半発の船に間に合い、マイナウ島へ。20分程度で到着しましたがあいにくの雨のため自由散策で40分後に再集合としました。再度船でメアースブルクに戻りバスでホテルに戻りました。そのままご希望の方々を乗せてリンダウ島にご案内しました。

雨もあがりお買い物をすることができました。6時に再度集まって夕食のグループ分け。じゃんけんで野田シェフはタイ料理、柴崎はイタリアンになりました。それぞれのグループで夕食をお楽しみいただいた後、バスでホテルに戻りました。

821日(土)

8時にホテルを出発してフュッセンに向かいました。田園風景の中をスムースに走り9時半過ぎにお城「ノイシュバンシュタイン」の下に着きました。お土産やさんなどを見てから馬車で山の上に向かいました。お城の前には沢山の人が待っていましたが、10分区切りのグループ見学でヘッドフォンを利用しながら日本語の説明で見学をしました。ルードヴィッヒ2世の夢のお城を見学後、すぐ近くのレストランで昼食をとりました。

お昼のメニュー  Schlossrestaurant Neuschwanstein

バイエルンのシュワイネハクセ 

Menu

Nudelsuppe

コンソメスープ ヌードル入り

Bayrischer Haxenteller Knusprige Schwainshaxe

auf Sauerkraut und Kartoffelbeilage

バイエルンのポークローストザワークラウトとジャガイモ添え

又は

Seehecht im Backtaig mit Reis und Tomatensauce

川カマスのフライ トマトソース ライス添え

食後歩いて山を降りる方と馬車で降りる方に分かれてバスに向かいました。

アウトバーンを走り4時にガルミッシュパルテンキルヘンの町に到着。小雨が降る閑散とした町でカフェに行く方と町を歩く方、それぞれお楽しみいただいた後ミッテンバルドへ。

40分程度で到着して雨の中、メインストリートを歩きました。可愛らしい町でした。通りに「Gaigenbau」というヴァイオリン工房の看板がいくつかありましたが町外れに沢山の工房があるそうです。

  

ミッテンワルドは壁画の町としても有名です。

7時にゼーフェルドのホテル「クロスターブロイ」に到着しました。1600年の初めに建てられた修道院がそのままホテルになっています。皆さんで町を散策し、夕食のレストランを探しました。近くのホテルレストランで音楽を聴きながらそれぞれのテーブルでお楽しみいただきました。

822日(日)

朝はゆっくりと920分にホテル近くの聖オズワルド教会の前に集合し、ガイドのティシュナーさんと会って馬車でトリエンデルゼーゲの山小屋に向かいました。

森の中を馬車でぬけた広場に山小屋が建っていました。150年前の製材工場の中でアンネマリーさんの説明でジャムづくりに挑戦しました。アプリコットを切ってお鍋で煮込んでから瓶詰めをしました。

昼食はお隣のレストランで。

メニュー

Spinat Knoedel nach Tiroler Art

チロル風 ほうれん草のお団子とブラウンバター

Gedampfte Schweine braten

豚肉の蒸し焼きとローストジャガイモ

Keiser Schmaren

皇帝のお気に入りパンケーキ アプリコットジャム添え

 

2時過ぎにバスで出発しアウトバーンでStanzという村に向かいました。

シュナップス工場Koeslerは小さいけれども近代的な工場でした。

皆さんで醸造酒の果物を当てながら試飲をしました。

 

6時にゼーフェルド村に戻りバスを降りて写真撮影。教会の手前のアーチはノルデックスキー競技のスタート地点です。

Hotel Klosterbra

 

鹿のロースト       デザート・クロスターブロイ

Menu

特別オードヴル 2種類

Turcen of courgettes and ricotta”volcano”ham

ズッキーニとリコッタチーズ ハム添え ヴォルカノ風

Soup of Potatoes mushrooms

ポテトとマッシュルームのスープ

Saddle of veal with puree of celery

仔牛 又は 鹿 のロース セロリのピューレ添え

Stuffed Brie de Meaux

フランス・モー産のブリーチーズ

Mousse of clderberris with berries

ベリー類のムースとベリー添え

 

ホテルクロスターブロイの玄関前でHORST SCHAUERシェフを囲んで記念撮影。

823日(月)

9時にホテルを出発しインスブルクでガイドのティシュナーさんと合流後、イヤホンガイドを利用して街の散策を行いました。旧市街、大聖堂、マリアテレジア通り、黄金の小屋根などを見学し王宮と宮廷教会に入場しました。

昼食の前にお買い物のフリータイム。

1240分にレストラン白馬亭へ到着。

Innsbruck Restaurant”Weisenroessl”

インスブルク 白馬亭

ゲロシュテル・インスブルック

Menu

Frittatensuppe

コンソメスープ パンケーキの浮き身

Tiroler Geroestel

ポテトと肉の炒め物ゲロシュテル チロル風

Vanilleeis mit heissen Himbeeren

ヴァニラアイス 温製木苺のソース

Kaffee

コーヒー

食後バスでケーブルカー乗り場に向かいフンガーブルクで乗り換えてハフェレカーへ。

天気が良く、チロルアルプスを見渡すことができました。イン川の流れるインスブルクの街も見下ろして美しい風景を楽しむことができました。

下山は途中のフンガーブルク駅までバスに来てもらい、街でガイドのティシュナーさんを降ろしてライト・イム・ウインクルに向かいました。

国境を越えてすぐにドイツ・バイエルン地方の村「ライト・イム・ウインクル」はありました。フェストザールという会場で石井健雄さんとお会いし、村の中心まで徒歩でお散歩しました。7時から会場で夕食。8時からコンサートがはじまりました。

石井さんのワンマンショーのような陽気なヨーデルのコンサートでした。

ドイツ人社会でこれほどまでに受け入れられる石井さんの活躍に脱帽の思いでした。

10時に会場を出発し、40分でバードライヘンハルの町に到着し、ホテル「シュタイゲンベルガー」にチェックインしました。

 

ハフェレカーからの景色         イン川とインスブルクの町

 

石井さんと野田シェフ15年ぶりの再会   石井健雄さんのヨーデルコンサート

 

 

 

824日(火)

( 岩塩鉱山の中の一部分

40分ほどで岩塩山に到着し、男女別に着替えてトロッコに乗り込みました。

岩塩杭の中には滑り台もあり34人ずつで滑り降りました。採掘現場を見て最後に博物館の展示を観ましたが過去の岩塩杭を観光利用している様々な工夫に感心しました。

観光後、バスでベリヒステルガーデンに向かいました。野田シェフの「朗読の時間」でヒットラーの『鷲の巣』が臨場感豊かに再現されました。

専用バスに乗り換えて山頂入口に着きましたがエレベーターにも長蛇の列。頂上に行くのは諦めて風景を楽しんでからケーニッヒ湖に向かいました。

 

ボートに乗ってバルトロメ島に向かう途中、トランペットでこだまを聴くことができました。船着場の傍にあるレストランのお庭に私たちのテーブルが用意されていました。

Berchitesgarten ― Königsee

Restaurant St.Bartholomaeham Königssee

Menu

Gemuesesuppe mit Gartenkraeutern

野菜スープ 香草風味

Putenschnitzel mit Rahmsosse

Butterreis und Gemischter Salatteller

ターキーのミニッツステーキ パプリカクリームソース

バターライスとミックスサラダ

Himbeercreme mit Sahnenaeubchen

木イチゴのムース ホイップクリーム添え

昼食の後半で雨が降り始めてしまい、デザートは室内に避難。みなさん野田シェフの日頃の行いを恨んでいたようです(?)。

ボート乗り場も混雑していましたがおしゃべりをしながら過ごしました。湖畔のお店でお買い物の時間をとった後、バスでホテルに向かいました。

ツアー最後の夜はシュタイゲンベルガーホテルのレストランです。

夕食のメニュー

Hotel teigenberger Axelmannstein

カレイのロール巻き 

appuccino von frischen Pfifferlingen und Krebsschwanzen

新鮮なフィファリンゲン茸とザリガニのカプチーノ仕立て

Ochsenschwanzessenz mit kleinen Maultaschen

オックステールスープ マウルタッシェン入り

Roulade vom Steinbutt und Garnelen an Champagnersauce

Mit jungem Blattspinat und kleinen Kartoffeln

カレイのロール巻き シャンパン入りクリームソース

ほうれん草とポテト添え

Buttermilchparfait mit Beernragout

バターミルクのアイス仕立て 各種のベリー添え

又は

Klainer Kaiserschwarrn mit Fruechtekompott

チロルのスポンジケーキとフルーツコンポート

825日(水)

9時にロビーにご集合いただき、玄関でスロベニアに向かう野田夫妻とお別れしてミュンヘン空港に向かいました。

JALとのコードシェア便で一路成田へ。

826日(木)

12時過ぎに成田に到着後、バゲージカウンターで皆様とそれぞれお別れしました。

また、機会あるごとに野田シェフの「ツム・アインホルン」で皆様とお会いして、今後も後一緒にこのような旅を続けてゆきたいと願っております。

皆様のますますのご健康をお祈り申し上げます。       2004年8月31日

Xグローバルユースビューロー

柴 崎  聡

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